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【ハイパーリアル】


フランスの哲学者・思想家で社会学者のボードリヤールが現代社会の様相を表現するために提起した概念。産業社会の発展とともに大量消費・再生産時代を迎え、商品が「使用価値」としてだけでなく「記号」として立ち現れることを説いた。
    
例えばブランドもののバックなどはその最たる例で、人はそこに「使用価値」以上の対価を払っている。現代社会の消費は「モノ消費」から「コト消費」の方向に進んでいるというのはよく言われることですが、情報化社会の進展に伴い、私たちはますます(リアルを超えた)「コト消費」の世界を生きる宿命にあります。

VUCA時代において、社会がますます加速化し、複雑化していくのは、私たちが「商品そのもの」ではなく、実体のない「記号」を消費するようになったことと無関係ではないでしょう。