新年早々、そんな報告をいただきました。
発言者は要職に就かれているとても知的な女性。
普段、そんなこと言う人ではなかったので印象に残っています。
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人間、あるところまでは外形的な能力を磨かなければなりませんが、あるところをこえると、それだけではパフォーマンスは頭打ちとなります。
次のステップへのガイドが僕のお仕事。
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キャリアを重ねて成長する中で、人はいろいろな壁を越えていきます。
スタッフとしていち職業人として求められる技量を超える。
リーダーとして組織で求められる像を超える。
そして、人として人生で培われた壮大な思い込みを超える。
いろんなものを超えていくうちに、次第に人は子どもに還ってゆくように感じます。偉大な人は、結構、子どもっぽい。
いい換えると、好奇心いっぱいで、世界が驚きに満ちあふれていた子どもの頃のみずみずしい心を再びとりもどしたありかた。
そして、その無垢な心のまま、複雑な世界を泳ぎ切る頭のはたらき。
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合理性が求められるビジネスの世界では、感情を排して論理的に考えることが求められます。
ただ、その先、本当に大事なのは、心を動かしながら、感情に振り回されない知性。
そういう知性をはぐくんでいけるのは、人にとって大きな歓びですね。