山田 亨/Tony Yamada– Author –
株式会社Flora Partners CEO/エグゼクティブコーチ/リベラルアーツ教育家。『Wines』主宰。
霞ヶ関の官僚として約12年勤務し退官。コネなし、人脈なしの全くのゼロから起業し実績を積む。
運の良さと様々なご縁に運ばれ、現在は多数の企業のプロジェクトに参画。経営者リーダー育成プログラムの統括コーチやエンタープライズ個社の経営人財開発プロセスなどを支援。
2025年4月まで東京美学倶楽部|哲学本部が主催する「哲学塾」の塾長をつとめる。
「おいしく・楽しく・見通しよく」をモットーに、東西の知恵を現代風にアレンジしながら、仕事や人生に活きるリベラルアーツをカジュアルにお届けすることをお役目としている。
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キャリアをデザインしない勇気
設計図への違和感 「5年後、10年後のキャリアビジョンを教えてください」 こんな質問をされるたび、あるいは耳にするたび、僕はなんとも言えない違和感を覚えます。まるで人生が建築物でもあるかのように、緻密な設計図を描くことが良いことだとされている... -
見えない天井 ― 仕事の停滞感が教えてくれること
同じ場所をぐるぐる回る感覚 お仕事を頑張っていると自然とスキルは向上してきます。そして、経験も積んでいきますので、問題への対処能力もあがってきます。 それなのに、なぜか根本的な成長を感じられない。まるで透明な天井に頭をぶつけ続けているよう... -
経営者支援の現場より
「見えないもの」が動かしている世界 多くの経営者・リーダーの皆さんとお話しする中で、私自身もよく考えることがあります。 皆さんが日々向き合っている経営の現場は、まるで潮の流れが複雑な海域のようなものといえるでしょう。 表面の波だけでなく、深... -
東西の思想に触れる心構え
二つの世界の橋渡し 先日、とある経営者から興味深い質問を二つ受けました。 一つは 東洋思想も勉強してみたいけれど、西洋哲学をベースにしている私には混乱しないでしょうか というもの。 もう一つは、別の方からの 昔からなんとなく東洋的な感覚で生き... -
「非教養人」のための教養講座
教養なんて自分には関係ない そう思ったあなたは、きっと正しい。 少なくとも、学校で習ったような「教養」は、確かにあなたには関係ないかもしれない。 暗記した年号も、覚えさせられた古典の一節も、試験のために詰め込んだ哲学者の名前も… それらは確か... -
大人の発達について
わたしたちは、まだ成長途中 「もう大人なんだから」 そんな言葉を聞くたびに、どこか息苦しさを感じることはありませんか。 まるで20歳を過ぎれば発達は止まり、あとは経験を積み重ねるだけだと言わんばかりに。 でも本当にそうでしょうか。 ビジネスの第... -
専門家の閉塞:コーチ・コンサルタント・個人事業主が「教養不足」でたどり着けない真の価値創造
「その先」の価値提供への問い 専門家として歩んできた道のりを振り返った時、ふと心に浮かぶ問いがありませんか。 クライアントの課題を解決し、成果を出し、評価を積み重ねてきた課程でどこかに感じる違和感。「本当にこれでいいのだろうか」という静か... -
「自分を見失う旅」の終わりに
こんにちは、Wines主宰の山田亨です。今日のメールは、昨日の続き。↓↓昨日のお話はこちらから↓↓■ 知性にまつわるジェンダー論https://abjan.biz/brd/short/florapartners/5184115/mfyhypmd.html?s=2&u=25強くなるために学ぶのか、しなやかになるため... -
知性にまつわるジェンダー論
今日は「知」にまつわるジェンダー論のお話し。私見ですので、一つの物語としてお受け取りください。*歴史上、西洋の哲学者はほとんど男性です。哲学塾のメンバーの方からも「なぜそうなのか?」と問われたこともありますが、今思うと「哲学をする」という... -
覚醒しました
新年早々、そんな報告をいただきました。 発言者は要職に就かれているとても知的な女性。 半分冗談ですけど、半分本気。 普段、そんなこと言う人ではなかったので印象に残っています。 * 人間、あるところまでは外形的な能力を磨かなければなりませんが、...
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