活動理念

概 要

株式会社Flora PartnersとCEOの山田亨の活動理念(Statement of Purpose「SOP」)を共有しています。

抽象度が異なるため、CEOの山田亨がライフワークとして進めるリベラルアーツ教育/知性みがきの活動にまつわるSOPと、企業向けの役務提供(主にエグゼクティブ・コーチング/組織開発)にまつわるSOPを別に記しています。

根幹はひとつのものであり、株式会社Flora Partnersは同じ志を持つ者が集う「器」でもあり、これらは相互に密接に関わり合っていきます。

視点があがることそのものが歓びである

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Flora ということば

「Flora」という言葉は、最近では「腸内フローラ」が有名ですが、元々は自然界にあるような植物叢(しょくぶつそう)や微生物叢(びせいぶつそう)を表す言葉です。

一つひとつの相互に作用し影響し合いながら存在しているコミュニティのようなもので、人間の社会も同じようなものだととらえられます。一時的に良い状態であっても、それは非常に不安定な者ですし、悪くなるときは一気に悪くなる。

カギとなるのは人間の能力

自然界では摂理にのっとった正しいフィードバックがはたらき、ほころびはすぐに修復されていきますが、人間界では感情的な行き違いや思考の思い込みなどからどんどんこじれていきます。

そのようなエラーを避けて、集団をうまく機能させるためには何をおいてもリーダーの力量が求められるところ。

企業向けサービスにおいては、コーチング等、人と組織にまつわる方法論をツールとして

  • 哲学をはじめとするリベラルアーツ教育で培った視点や、
  • 我が国における成人発達理論のトップランナーのひとり加藤洋平氏やその同志の皆様との交流の中で培われた成人の発達にまつわる議論への深い理解
  • 全人格経営者リーター教育を掲げる「ISL(Institute of Strategic Leadership)」のプログラムへの10年の参画を通じて触れ続けたリーダーシップの本質

などを背景とし、芯の通った全人格能力開発を推進します。

システムの囚人からの脱却

その最終目的は「人がシステムの囚人」から脱却する力を持つことです。

「システムの囚人」とは耳慣れない言葉ですが、最近では「構造的無能化」という言葉が流行っており、それに近い意味だととらえていただければと思います。

目的を持って築き上げたシステムが、いつしか人を思考停止させ、人はシステムに飼い慣らされてしまい、システムの維持自体が目的化していくさま。うまくいかない組織の中では人は必ずそのパターンに陥っています。

業務もうまく進まないし、みんながストレスを抱えてエンゲージメントも低い。

私たちは、頑張っているのに誰も幸せになっていないのは、誰かひとりに問題があるわけでは無く、構造の問題であるということを理解する必要があります。根本的にはそもそも人間が形づくるものは、すべてが不完全であるということに起因します。

ですので、私たちは組織に対しても自分に対しても、必要なフィードバックや刺激を入れ続けなければなりません。突き詰めると、そこにこそ、質の高いリーダーシップが求められるわけであり、人間の覚醒が必要になってきます。

システムの囚人から目覚める人が増え、自らの力を発揮しようという意思を持つ人が立ち上がっていくことで、組織も社会も、よりアクティブなものとなっていきます。

そのような未来を思い描き、日々、活動しています。


Statement of Purpose(SOP) について

Statement of Purpose(SOP)は、日本語で「志望動機書」を意味します。

大学院留学やオーストラリアの高等教育などの出願書類に含まれることがあり、出願先の教育機関に志望動機や目標、経験などをアピールする重要な書類です。

SOPでは、学歴や経歴に関連したさまざまなことを記述しながら、自分なりの説話を書き綴ります。

学術や専門的な興味、成果、パーソナリティ、価値観、世界観などを執筆し、出願者がその大学院のプログラムに進学することで、学校と本人がどのように価値を高めていくかなどを記述します。


以上は、AIによるSOPの説明です。

弊社では「パーパス」はつくるだけではなく、しっかりとStatement(他者に表明)し、審査やフィードバックを受けるものとしてとらえており、「SOP」という表現を使っています。